勤務医部会リレー投稿 (過去1年分を掲載)

〈 橋本 洋一郎 先生 〉
勤務医の定年

済生会熊本病院 橋本 洋一郎  令和4年3月に29年間働いた熊本市民病院を定年退職しました。41年間の勤務医生活でした。大学病院勤務時(30歳台前半)には60歳までしっかり働くと考えていました。「割愛願い」に署名と捺印し […]

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〈 野村 和史 先生 〉
地獄への道は善意で舗装されている

熊本中央病院 腎臓内科 野村 和史  夏のボーナスが支給された6月30日。早速明細を開けてみると、支給額と銀行振込額の差に唖然とした。40%が所得税や年金などで控除されていたのだ。そういえば、ボーナスからは住民税は控除さ […]

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〈 中村 正 先生 〉
自由と責任

桜十字病院 中村 正  2001年6月プラハで開催された欧州リウマチ学会に出席した。プラハはチェコ共和国の首都で自由でおおらかな雰囲気ではあったが、古風荘厳な中世の佇まいを残す美しい街であった。「プラハの春」に対して、今 […]

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〈 中尾 浩一 先生 〉
さくら雑感

済生会熊本病院 中尾 浩一  本稿が掲載される頃とは季節を違えることになるが、昨日、熊本の桜が満開となった。加えて今年は「くまもと花とみどりの博覧会」が催され、市内随所が花々で彩られている。新型コロナウイルス感染症が社会 […]

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〈 下川 恭弘 先生 〉
水害の経験

人吉医療センター 下川 恭弘  前回この欄に洪水について書いたところ、なんとその翌年に水害に遭ってしまいました。 令和2年7月3日の深夜から4日の朝にかけて球磨川流域に、幅70㎞、長さ280㎞の大規模な線状降水帯が形成さ […]

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〈 片渕 茂 先生 〉
高齢者の手術適応は暦年齢ではなく生活年齢で決定する

朝日野総合病院 片渕 茂  日本の現在の高齢者は10~20年前と比較して加齢に伴う身体的機能変化の低下が5~10年遅延しており、「若返り」現象がみられる。日本老年学会、日本老年医学会では新しい高齢者の定義が提言され、65 […]

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〈 田中 基彦 先生 〉
現役生活の送り方など

熊本市健康福祉局 田中 基彦  2020年9月に前職を辞して、熊本市健康福祉局に就いて今月で1年半となります。生来の要領の悪さのために、就任日の朝まで名残惜しく在席していた医局の片づけをして、一旦帰宅後、辞令交付に出勤し […]

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〈 鈴島 仁 先生〉
悩ましい宿日直許可の基準  

 くまもと森都総合病院 鈴島 仁  2019年に施行された「働き方改革関連法」により、2024年から医師の労働時間の上限規制も否応なく始まることが決定し、各病院ともそこに向けての対応をこの2年間で行わなければならない。コ […]

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