〈 橋本 洋一郎 先生 〉

〈 橋本 洋一郎 先生 〉
禁煙支援のコツ ―5Aアプローチと行動変容ステージモデル―

はじめに  タバコ煙にはタール、ニコチン、一酸化炭素の3大有害成分、実際には約5300種類の物質(約70種類の発がん性物質)が含まれています。  喫煙には「身体的依存(ニコチン依存)」と「心理的依存(習慣)」の2つの依存 […]

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〈 橋本 洋一郎 先生 〉
一過性脳虚血発作(TIA)

はじめに  めまい、しびれ、脱力、歩行障害、発語障害、視覚障害、記憶障害、意識障害などが一過性に出現して来院した患者の診療はスキルが必要である。一過性神経症状の診療では、TIA、TMB、TNA、TGA、TEA、TFNE、 […]

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〈 橋本 洋一郎 先生 〉
脳梗塞の再発予防

 脳梗塞も急性冠症候群と同様に原則、発症当日から再発予防(二次予防)を開始する。喫煙などの生活習慣の修正とともに危険因子対策(積極的降圧は発症1ヵ月以降)、さらに抗血小板薬や抗凝固薬などによる抗血栓療法を行い、必要に応じ […]

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〈 橋本 洋一郎 先生 〉
脳梗塞の急性期治療

はじめに   欧米において脳卒中は「病気の中のシンデレラ」と呼ばれてきた。英語圏で「シンデレラ」とは「無視、冷遇されているもの」を意味する。脳卒中がこのように呼ばれてきた背景には、一般市民および医療従事者に「脳卒中になっ […]

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〈 橋本 洋一郎 先生 〉
片頭痛

はじめに  頭痛はありふれた症状であり、アイスクリームを食べたり、飲酒でも起こる。一方、初期の診断・治療が迅速かつ適切に行わなければ重篤な状態に陥る二次性頭痛が存在する。また片頭痛患者が鎮痛薬のみで治療され、薬剤の使用過 […]

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〈 橋本 洋一郎 先生 〉
勤務医の定年

済生会熊本病院 橋本 洋一郎  令和4年3月に29年間働いた熊本市民病院を定年退職しました。41年間の勤務医生活でした。大学病院勤務時(30歳台前半)には60歳までしっかり働くと考えていました。「割愛願い」に署名と捺印し […]

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